2008年5月8日木曜日

第四十七段 とりとめなきこと

色々と珍しいことや心呆れることを見聞してきて幾星霜。今週もまた、如何なる因縁によるものか、心驚かされることが御座いました。

一つはWTIが1バレル =120USドルの壁をぶち破ったこと。十年一昔とは申しますが、1998年には1バレルが20USドルにも満たなかったことも、最早遥か遠い別世界の出来事と感じられます。おかげでシュルンベルジェの株価もここ最近は取得価額の1.2倍超で安定的に推移しております。自家用車は無いのでガソリン高騰もほぼ他人事。単純にこの先WTIがどこまで上昇するのかが楽しみで仕方がありません。

二つ目はミャンマーのサイクロン被害。既に周辺各国が援助・支援を開始 しているようですが、その中で強く興味を引かれたのがこの写真。支援物資を搭載した軍用機が到着した様子を撮影したものなのですが、写っている軍用機の国旗がタイ国旗。ご存知タイは立憲君主国、対するミャンマーは社会主義を掲げる軍事政権。イデオロギーだけ見れば決して友好的とは思えない両国。そし て歴史的にも近接するが故に諍いも耐えなかった両国の関係を考えると、よくミャンマー軍政側はタイ軍機の乗り入れを許可したものです(因みに人権問題で対 立する米国の支援申し出は拒否している)。それと、現時点(2008年5月7日)で管理人が目にした各国の支援内容ですが、シンガポールが20万USドル 相当の支援、インドネシアが10万USドル相当の支援、タイが現金と物資で45万USドル相当の支援、日本が28万USドル相当の支援、中国が100万USドル相当の支援となっております。やはりと言うかなんと言うか、中国の一桁多い援助額と先程のタイ軍機の写真を見ると、地政学的要地ミャンマーを巡る "災害外交"は既に始まっているのだなぁ、としみじみ思わされたことです。

三つ目が、世界最長の海上橋として1日に開通した中国の杭州湾跨海大橋(全長36km)が、安全対策が不十分なまま見切り発車的に開通したものであるということ。具体的にどんな点が不十分なのかは時事通信社HPを見て頂ければと思いますが、このニュースを目にした時、管理人は一瞬ですが『天空の城ラピュタ』の一場面を思い出してしまいました。そう、走ると同時に崩れる線路の上を装甲列車なんかの砲撃を受けながら激走するドーラ一家のあのシーンです。そう言えば、マリオシリーズにも同様に乗ると同時に落ちていくんでBダッシュ必須のトラップがありましたねぇ。