2008年9月10日水曜日

第百十六段 不幸は大変な寂しがり屋・・・

「不幸は大変な寂しがり屋である。だから訪れる時は常に数多の友人とともにやってくる」とは誰の言葉でしたでしょうか・・・・? 言葉の出典は兎も角として、持ち株の株価急落を嘆いた翌日、炊飯器が壊れ(「今後コメを食いたきゃリゾットを食え」という天の配列か?)、入浴中に浴室の電球が切れ、トイレで大きい方の用を足している最中にトイレの電球も切れるという、散々としか言いようのない目に遭った点額法師には、実に胸に迫ってくる言葉ではあります。

立場・属性其々に異なれど、点額法師と同じような感慨に囚われている方は世に多いものと思われます。

目立つ所では、ロシアのメドベージェフ大統領がそうでしょうか? グルジアを巡る欧米との対立では引くに引けぬ地点まで追い込まれる一方、盟友と恃む中国他のSCO加盟国からは「ロシアの対グルジア行動は支持、でも南オセチア。アブハジアの独立承認は留保」という何とも煮え切らぬ回答しか得られませんでした(因みに2008年9月10日時点で南オセチア、アブハジアの独立を承認した国家は、ロシア以外ではニカラグアのみ。ハッキリ言って、米国のイラク戦争に対する国際的支持以上にお寒い状態です)。

そんな風にしてロシアの国際的孤立感が強まる中、今までロシアが様々な意味で頼みの綱としてきた原油価格が、騰勢が衰えるどころか、寧ろ下落基調がすっかり定着という有様。それでもロシア経済は依然として石油・天然ガス頼みの構造のまま。よく考えれば積年の課題である少子高齢化・人口減少問題にも改善の兆しは見えておりません。その他にも展望の見えないチェチェン紛争、依然として高水準のインフレ・・・・等等、多数の問題が文字通り山積という状態。極東亡国のFKDとかいう首相ならば、一目散に職務放棄してどっかの山にでも隠遁したくなりそうな状況ではあります。

特に原油価格の下落基調については、80年代のサウジ増産による原油価格低迷が、原油輸出国であったソ連の非効率経済に痛撃を与え、ひいてはソ連邦崩壊の一因ともなっただけに、メドベージェフ大統領やプーチン首相、その他ロシア首脳部のメンバーは気が気でないでしょう。

OPEC内の減産派で、ロシア同様に高騰する石油価格で国際的な発言力を高めてきたイランやベネズエラと組んで何か仕掛けてきたりして?