2009年2月3日火曜日

第二百四段 世界史スゲー!!

「歴史に親しむ」なぞと言うと、NHKの番組を見るか各種文献を紐解くか、といった所が世間一般の認識かと思われます(他に、歴史に題材をとった各種ゲームやコミック、小説を手に取るという方法も御座いますが・・・)。

そんな中、動画の宝庫Youtubeにて歴史のドラマチック性を存分に感じさせてくれる動画が幾つか挙げられておりましたので、ご紹介させて頂こうかと思います。

どれも「全米震撼」という煽り文句がしっくりくるような珠玉の逸品にて御座います。


第一次中東戦争

世界の注目を浴びたイスラエルの対ガザ地区軍事作戦の淵源ともいうべき出来事がこれ。
そして今やパレスチナ情勢は、従来のアラブ・イスラエル間の対立に加え、ハマスやヒズボラに影響力を振るうイラン、パレスチナ問題を武装闘争の象徴に掲げるアル・カイーダ等の国際テロ組織、キプロスやシリア、イランやギリシアへの影響力を背景に東地中海に勢力を拡大させつつあるロシア、尚も貪欲に石油資源獲得を狙う中国、ヨルダン川流域の水資源を巡る各国の思惑、その他様々なファクターが幾重にも折り重なった超絶多重連立方程式と化しております。今年は、この厄介至極な方程式の解決に向けた曙光が見られるのでありましょうや?

朝鮮戦争(国連軍ソウル回復まで)

この戦争による軍需の高まりの恩恵をフルに享受したのが日本。そして、その日本でスターリン重病により朝鮮戦争停戦の予想が高まった時に発生したのが、俗に「スターリンショック」と呼ばれる株価急落。戦乱で夥しい血が流される一方、流れる血でタービンなり歯車を回して富を作り出す者も消して絶えることがないのもまた人の世の習い。全ての出来事に善悪は無く、ただ、苦痛を強いられる者と富貴を手にする者がいるだけ。
それにしても「韓国にダンケルクは無い!」というセリフはカッコいいなぁ・・・。
※因みに、後編はこちらで視聴できるようです。

アヘン戦争

グラッドストーンの言葉がただただ熱い。そして冷厳なる英国海軍と清国海軍の力の差。問題のすり替えと正論を圧する激情。勝者の傲慢と敗者の悲哀。実に魅せる動画となっております。

考えると上3つの動画のうち、2つは20世紀中の出来事。他にも二つの世界大戦、キューバ危機、湾岸戦争、ヴェトナム戦争、ソ連のアフガン侵攻、911テロ、台湾海峡危機、冷戦崩壊、二つの石油危機、様々な出来事が20世紀から21世紀初頭にかけて御座いました。・・・・・何だか最近の世を騒がせている「100年に1度の危機」が霞んで見えてしまうのは、点額法師の視点が政治学・歴史学に偏したものだからでしょうか?