2012年1月14日土曜日

第四百三十五段 北朝鮮現体制に対する物凄く大雑把な感想

昨年12月に金正日総書記の死亡が報じられ、以来、不安定な過渡期にあると見られる北朝鮮現体制に対する物凄く大雑把な感想。

現在の北朝鮮を支配する金(キム)王朝体制というのは、結局古びたゴミ箱なのだろう。

古びたゴミ箱は所々綻びがあって、そこから、周辺諸国が鼻をつまんで目を背けたくなるような、核技術やミサイルの開発・拡散、難民(脱北者)といった異臭芬々たる問題が一部ちょこちょこと漏れ出している。そして漏れ出した問題群はそっくりそのままコストや危険として周辺国にのしかかっている。

こうした状況を積極的に肯定するような周辺諸国は恐らく存在しないだろう。かといって、漏れ出した厄介事に逆上して古びたゴミ箱を粉砕してしまえば、今度はその中に詰まっていた厄介事が何の制限もなく溢れ出すことになってしまう。

溢れだしたゴミを収めるために新しいゴミ箱を調達できればいいのかもしれないが、果たしてそう都合よく新しいゴミ箱が現れるかは疑問であるし、仮に首尾よく新しいゴミ箱が調達できたとしても、それが現在の古いゴミ箱よりもましな容量や耐久力を持っているとは全く限らない。

かくて周辺諸国は、漏れた異臭やゴミにしかめっ面を浮かべ、愚痴をこぼしつつも、「壊れて中身が無秩序に溢れだすよりはまだマシだ」と自分たちに言い聞かせ、古いゴミ箱が壊れて本当に駄目になるその時まで、時には限定的な食糧援助等のちょっとした弥縫策を施しながらこれと付き合い続けるのだろう。